どうも、美味しいご飯と家電大好きブロガーのこねもり(@konemori39)です。
日々の食事作りには欠かせない炊飯器。
ですが、毎日使っていると、どうしても嫌なニオイや汚れが目立ってくるのが気になりますよね…。

この記事では、炊飯器の掃除の方法や必要なグッズ、こびり付いた内釜の汚れやニオイを消す方法について詳しく解説していきます。
炊飯器の汚れとニオイの原因とは
毎日の食卓には欠かせない炊飯器。
いつでも美味しいご飯が食べたいからこそ、炊飯器の汚れやニオイの原因をどうにかしたいと思ってしまうものですよね。



汚れの原因はでんぷんと水蒸気
炊飯器が汚れてしまう一番の原因は、ご飯を炊くときに生じる「でんぷん質」と「水蒸気」です。
炊飯する際に、お米のでんぷんと高温の水蒸気が混ざり合うことで、汚れが炊飯器全体にベタっと付着しやすくなります。
でんぷんと混ざった水蒸気は、そのまま放置するとカピカピに乾燥して取りづらいですし、カビや雑菌が繁殖する原因となってしまうので注意が必要です。
炊飯器を掃除しないとニオイや故障の原因に
炊飯器のお手入れを怠っていると、においや故障の原因につながるので絶対にNGです。
ご飯を炊く際に、炊飯器の中は「高温多湿」の状態になるのですが、実はこれが雑菌やカビの繁殖の原因を作ってしまっています。



でんぷん質の混ざった水蒸気が、炊飯器の内釜や外釜、さらには蒸気口などにもベッタリと付着し、そのまま放置されることで嫌なニオイの原因になります。
この状態は衛生上よくないのはもちろんですが、炊飯器の内釜や本体の劣化の原因にも繋がりますので、汚れはしっかりと洗い落とすことが大切です。
▼炊飯器の寿命の詳細記事はこちら


炊飯器の掃除の頻度について
炊飯器を使ったあと、毎回お手入れすることを炊飯器メーカーでは推奨しています。
ですが、炊飯器を毎日ピカピカに掃除しなきゃいけないというのは、忙しい現代人としては少しハードルが高いかもしれません…。



僕が推奨する掃除スタイルとは「部位ごと」に掃除する頻度を変えながらお手入れをすることです。
掃除の頻度 | 掃除の場所 |
毎回 | 内釜、内蓋 |
1週間に1回 | 外釜、蒸気口、本体 |
1年間に1〜2回 | 炊飯器の底のファン部分 |
白米以外の調理後 | 内釜、内蓋、蒸気口 |
例えば、内釜や内蓋は使用するたびに掃除しますが、外釜や蒸気口などの炊飯器全体の掃除は1週間ごとに、炊飯器の底にあるファンは1年ごとになど、部分ごとに掃除のローテーションを組んであげましょう。
また、炊き込みご飯を炊いた場合は、炊飯器にニオイが残ってしまうので、その都度ニオイを取るためのお手入れが必要です。
このように、部位ごとに掃除する頻度を変えることで、毎日お手入れせずとも炊飯器を清潔に保つことができるでしょう。
炊飯器の掃除に必要な道具
続いては、炊飯器のお手入れに必要なアイテムについてご紹介していきます。
- スポンジ
- 食器用洗剤
- ふきん(キッチンペーパーでもOK)
- 掃除用ブラシ(歯ブラシや綿棒でもOK)
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▼我が家では食器用洗剤は「キュキュット」を使っています!
▼ポイッと捨てられるキッチンペーパーがおすすめ!
▼掃除用ブラシは大容量の「歯ブラシ」がおすすめ!
- クエン酸
- 重曹(使いすぎはNG)
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炊飯器の掃除に必ず必要なものは、やわらかいスポンジと食器用などで用いられる中性洗剤、洗ったあとの水を拭き取る布やキッチンペーパーの3点です。
より細かい部分を掃除したい場合には、掃除用ブラシや綿棒などが役立ちます。
ただし、安価なナイロン樹脂等の歯ブラシは繊維がとても固いので、炊飯器の本体や内釜のコーティングを剥がしてしまう恐れがあるので注意が必要です。



炊飯器のにおいが気になる場合には、クエン酸や重曹などが役立ちます。
ただし、重曹はアルカリ性なので内釜を痛めてしまう恐れがあります。使いすぎには注意しましょう。
炊飯器の掃除方法
炊飯器は、部位によって掃除の頻度が異なりますので、今回は以下の3つに分けてお手入れ方法をご紹介していきます。
お手入れの際の注意点としては、炊飯器の保温機能がしっかり停止されていることを確認することです。



内釜が手で掴めるくらいまで十分に冷え切ってから本体から取り外し、お掃除を開始しましょう。
炊飯器のお手入れの方法については「パナソニック公式サイト」や「タイガー公式サイト」でも詳しくアナウンスされているので、ぜひチェックしてみて下さい。
内釜・内蓋の洗い方
内釜・内蓋の洗い方について解説していきます。



内釜の洗い方は至ってシンプルで、やわらかいスポンジと食器用洗剤を使いながら汚れている箇所を水洗いしていけばOKです。
内釜に米粒がこびり付いている時に、無理やりゴシゴシ洗い流そうとすると、内釜のコーティングまで一緒に剥がれ落ちてしまいます。
無理にゴシゴシ剥がそうとせずに、ぬるま湯などにしばらく浸けておいて剥がれやすくしてから、やさしく汚れを落としてあげましょう。
内蓋も同様にやわらかいスポンジと食器用洗剤で水洗いをしていきましょう。
まずは炊飯器本体から内蓋を取り外します。
水洗いが終わったら、乾いたタオルやキッチンペーパーなどで水を拭き取ってあげましょう。
外釜・蒸気口の洗い方
続いては、外釜(本体)と蒸気口の洗い方について詳しく解説していきます。



まずはじめに、炊飯器のコンセントを抜いたのを確認してから、上部にある蒸気口を磨いていきます。
炊飯器の蒸気口は、水蒸気と混ざったデンプンが通る場所ですので、汚れが溜まりやすいのが特徴です。
炊飯器の機種の中には、蒸気口の部分が取れるものもあって掃除がしやすいのですが、我が家の炊飯器は蒸気口の部分が取れないのでそのまま掃除します。
炊飯器本体の汚れは、水で濡らしたふきんやキッチンペーパーで拭くと良いでしょう。
我が家では、キッチンペーパーと「パストリーゼ」という除菌・抗菌・消毒のできるアルコール製剤を使用して炊飯器を拭いてあげています。
汚れがこびり付いている場合は、重曹を水で溶かした重曹液をふきんに染み込ませてあげることで、汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。
細かくて掃除しにくい場所は、ブラシやつまようじを使って汚れを落としていきます。
水洗いが終わったら、乾いたタオルやキッチンペーパーなどで水を拭き取ってあげましょう。
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ファン部分の吸気口の洗い方
最後に、ファン部分の吸気口の洗い方について詳しく解説していきます。



炊飯器の底にある吸気口は、細かいホコリが溜まりやすいので、掃除用ブラシや綿棒などを使ってホコリをかき出していきます。
あまりホコリが溜まりにくい場所ではありますが、大掃除のときなど、決まった時期に毎年必ず1度はお手入れを行いましょう。
炊飯器のにおいを取る方法
定期的にお手入れを行っていても、炊飯器からの異臭や嫌なニオイが気になる場合は、クエン酸や重曹を用いることで手軽に改善することができます。
クエン酸には脱臭効果、重曹には防臭効果があり、どちらもお菓子作りや料理にも使われる成分なので、安心して扱うことができます。



値段もお手頃ですし、余っても料理や炊飯器以外の掃除にも使えるので、一家にひとつは置いておいて損はないでしょう。
それでは、クエン酸と重曹を使ったニオイ消しの方法を詳しく解説していきます。
クエン酸を使ってにおいを取る方法
クエン酸を20gほど内釜の中に入れて、水を7〜8分目まで注ぎます。においがきつい場合は38℃前後ほどのお湯を入れると良いでしょう。
クエン酸を溶かした水を入れたまま、早炊きを選択して「炊飯ボタン」を押します。



炊き上がったら熱が冷めるまで放置します。こうすることで炊飯器の汚れを浮かし脱臭効果アップ!
熱が冷めたらやけどに注意しながらお湯を捨てて、最後に内釜や内蓋を洗えば完了です。
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重曹を使ってにおいを取る方法
内釜の中に水を2合ほど注ぎ、その中に重曹を大さじ1杯入れて溶かしていきます。
重曹を溶かした水を入れたまま、早炊きを選択して「炊飯ボタン」を押します。



炊き上がったら熱が冷めるまで放置します。こうすることで炊飯器の汚れを浮かし脱臭効果アップ!
熱が冷めたらやけどに注意しながらお湯を捨てて、最後に内釜や内蓋を洗えば完了です。
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炊飯器をキレイにお掃除!こびりついた内釜の汚れやニオイの洗い方とは:まとめ
本記事は「炊飯器をキレイにお掃除!こびりついた内釜の汚れやニオイの洗い方とは」について書きました。
炊飯器の掃除って、慣れてしまえば意外と簡単で、普段のお手入れであれば5分ちょっとでパパッと済ませることができます。
クエン酸や重曹を使った掃除は、内釜のニオイが気になる時だけで十分ですし、炊飯器本体の汚れなども1週間に一度サッと拭いてあげるだけでもかなり清潔に保てます。
炊飯器の種類によって、クエン酸がNGだったりと、多少お手入れ方法が変わってくるかと思いますので、取り扱い説明書をよく確認してから掃除をしてみて下さいね。
どうも、こねもり(@konemori39)でした。
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